緊急事態、6都府県に拡大 今月末まで延長―酒類停止を継続、施設休業は緩和=日本政府
(VOVWORLD) - 変異ウイルスが猛威を振るう中、感染収束につながるか予断を許さない状況が続きます。
日本政府は7日午後、新型コロナウイルス感染症対策本部の会合を開き、東京、大阪、京都、兵庫の4都府県に発令中の緊急事態宣言を延長し、愛知、福岡両県を12日から対象に加えることを決めました。期限はいずれも5月末です。宣言対象は四大都市圏の6都府県に拡大します。変異ウイルスが猛威を振るう中、感染収束につながるか予断を許さない状況が続きます。
菅義偉首相が7日夜、首相官邸で記者会見し、宣言延長や追加の理由を説明し、国民に理解を求めます。
酒類とカラオケ設備を提供する飲食店への休業要請は継続します。百貨店や映画館など床面積1000平方メートル超の大型商業施設については、現在の宣言下で休業を要請してきましたが、今後は午後8時まで営業を認めます。具体的な対応は各知事が地域の感染状況を踏まえ判断します。(時事通信)